過去の事例が示すオンラインカジノの安全性

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カジノカフェが摘発された事例があることは事実

カジノカフェが摘発された事例があることは事実

2016年2月、京都府内で営まれていたカジノカフェが京都府警による摘発を受けたという事例が発生しました。
このときに逮捕されたのは、カジノカフェを運営していたスタッフ2名と、その場に居合わせたカジノ客の2名であり、常習賭博容疑と賭博容疑の疑いでその場で逮捕されています。

カジノカフェの摘発というと、いわゆる「闇カジノ」としてディーラーを雇いながら営業を行っている店舗の摘発と思ってしまいがちですが、実は摘発されたこのカジノカフェではオンラインカジノを利用した営業を行っているに過ぎませんでした。
お店側でフィリピンのオンラインカジノと接続し、客はそれを利用する形でカジノカフェを訪れて現金を賭けていました。

賭博容疑による逮捕者は数十年以上も前から度々発生していましたが、オンラインカジノを経由した逮捕者を出したのは日本の歴史上これが初めてのことです。
逮捕されるリスクが無く、安全に利用できることに定評があるオンラインカジノでの逮捕は衝撃的なものでしたが、カジノカフェが摘発され、逮捕者を出してしまった原因は、オンラインカジノとは直接関係の無い部分に隠れています。

カジノカフェが摘発された本当の理由

賭博罪を成立させるためには胴元の存在が必要です。
要するに、誰かが賭博行為を企て、それに乗って賭博を行う人物が現れて、はじめて賭博罪が成立する運びになります。
逮捕の容疑が常習賭博と賭博に別れている理由もこのためであり、今回のケースではカジノカフェの経営陣が「賭博の胴元」として見なされたことがきっかけで、摘発と逮捕に至ったのでした。

逮捕後の詳しい取り調べによると、お店側は客に対して特定のオンラインカジノへの登録を斡旋し、一人一人に対してアカウントを持つように持ち掛けたとのことでした。
オンラインカジノでは、新規登録時にボーナスが支給されることが多く、これをお店側が受け取った上で客に対してオンラインカジノを遊ばせていました。
これが胴元としての行為に認定されたというのが真実です。

さらに言えば、オンラインカジノで使用するコインはカジノカフェ側が販売しており、店内で金銭の受け渡しが行われていたことも分かっています。
形式上オンラインカジノを通してこそいますが、これでは日本国内で行われた賭博として認定されても無理はありません。
カジノカフェが摘発された理由は、オンラインカジノとは無関係なところにあったという事実が見え隠れします。

個人でオンラインカジノを楽しむのが安全な理由

個人でオンラインカジノを楽しむのが安全な理由

摘発を受けたカジノカフェでは、金銭の受け渡しが店内で行われていた上、カジノの運営にカフェのスタッフが実質的に関与していたことが原因で逮捕者を生む事態を招いてしまいました。
しかし自宅などで個人が楽しむオンラインカジノには、日本国内の胴元が存在しません。
海外と直接やり取りを交わして楽しむのがオンラインカジノの原則なので、逮捕の要件を満たすことが無いのです。

カジノカフェの一件において注目すべきなのは、本当の胴元であるフィリピンのオンラインカジノ会社側に逮捕者が存在しないという事実です。
日本の法律は日本国外で適用することができません。
つまり、フィリピンで合法的にカジノを運営している胴元とオンライン上でカジノ行為を行ったとしても、現行の法律に引っ掛かるリスクが無く、安全にオンラインカジノを楽しむことができます。

法的にオンラインカジノが認められている国が運営しているゲームに日本国内から参加し、実際にお金を賭けたとしても、日本の法律が裁くことは不可能です。
グレーゾーンにある判断であることに違いはありませんが、悪い言い方をすれば法の抜け穴になっている部分でもあり、そこがオンラインカジノとカジノカフェの間にある最大の違いになっているのです。

カジノカフェのその後

カジノカフェのその後

カジノカフェを経営していた2人の人物は常習賭博罪で立件され、裁判で執行猶予2年の有罪判決が下された上、追徴金として1億円超の支払いが命ぜられました。
これはカジノカフェを営む上での重大な判例となり、厳罰が下されることが明確になったため、現在では街中でカジノカフェを見かけることはほぼ無くなっています。

しかしカジノカフェは根絶された訳ではなく、現在もまれに摘発を逃れながら巧みに営業を継続しているお店が存在すると噂されています。
仮にこういったお店が実在するとしても、いつ摘発を受けることになるかは分からず、そうなれば経営者のみならず利用客も逮捕され、摘発されることになりますから、カジノカフェには近付かないことが身を守る上で一番の対策です。

なお、現金を賭けずにカジノの雰囲気を楽しめるカジノバーは合法的に営業を行っており、こういったお店で遊んでいても、もちろん罪に問われることはありません。
雰囲気を楽しむのであればカジノバーを、実際にお金を賭けたいのであればオンラインカジノを利用することを心がけ、日本国内からでも安全にカジノの世界を満喫しましょう。

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